介護ロボットは注意しながら十分に活用

高齢者の見守りや介助などを支援する介護ロボットを使用中の事故が、昨年11月までの1年間に少なくとも70件以上発生していたことが、厚生労働省の委託調査でわかった。事故につながりかねない「ヒヤリハット」の事例は約370件にのぼった。厚労省は安全な利用のためのポイントをまとめた事例集を配布するなどして注意を呼びかける。

【独自】警告に職員気付かずベッドから転落…介護ロボ使用中の事故、年間70件以上

今回のニュース

受け取り方によっては

「介護ロボットを導入しても危険が多いから

しばらく導入は見送ろう」

という考えに至る方も多いかもしれません。

 

ただし

今年度の報酬改定の概要の中には

テクノロジーの活用や人員基準・運営基準の緩和を通じた

業務効率化・業務負担軽減の推進

という項目があげられており

見守り機器の導入やICT機器の活用など

示されています。

 

今後の介護事業を運営していくうえでは

介護ロボットなど

欠かせないものになる可能性があります。

 

ニュースの中では

「厚労省は安全な利用のための

ポイントをまとめた事例集を配布するなどして注意を呼びかける」

とありますので

事故が起きないよう十分配慮しながら

介護ロボットを活用いただけると良いかと思います。

 

介護事故をゼロにすることは難しくても

事故を少なくするための対策

事故が起こったとしても

大事に至らないような環境整備など

できることはあります。

 

介護ロボットを導入することによって

起こりうるリスクを

十分検討していただき

マニュアル等の見直しも

実施いただけると良いかと思います。

 

 

Follow me!

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。