傾聴ボランティアという活動

みなべ町社会福祉協議会(和歌山県)は高齢者の生活支援の一環として、自宅に居ることが多く話す機会が少なく、話を聴いてもらいたいという高齢者を対象に、聴き役を務める「傾聴ボランティア」の事業を始めた。
全国的に高齢化が進み、話す機会の少ない高齢者が増え、心のケアが課題となっている。そんな中、そうした高齢者の話を聴いて受け止め、相手の心のケアをする傾聴ボランティアのニーズも高まっている。

紀伊民報

 

みなべ町では今年の4月から活動を開始しているようですが

同様の活動は全国各地で行われています。

高齢者の個人宅に訪問するだけでなく

介護施設や病院、フリースクールなどにも訪問して

活動が行われています。

 

ボランティアに参加するためには

活動団体が実施する講習等を受けていただく必要があるかと思いますが

カウンセラーなどの特別な資格は必要ありません。

 

普段、話をする機会が少ない方などに

話をしていただき、気持ちを整理していただく

また、話を受け入れ、共感することで前向きな気持ちになっていただく

という目的があります。

 

傾聴する側も

傾聴することを通して

相手に共感することで起こる心情の変化を学んだり

自分自身の感情のコントロールができるようになったりと

効果があります。

 

傾聴ボランティアに関しては

60代以上の方も活躍されています。

地域で地域を支える仕組みのひとつ。

また、高齢者が活躍する場所のひとつになっているかと思います。

こういった取組みは

ぜひとも全国の地域ごとでひろがっていって欲しいですね。

 

 

興味がある方は

社会福祉協議会や地域ボランティアの窓口に問合せてみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。