地元大学生と地域高齢者との交流

厚生労働省では

感染防止に配慮したつながり支援等事例集

というものを公表しています。

厚労省サイト

 

地域ごとに行われている

子育て、高齢者、障害者支援に関する取組みが

新型コロナウイルス感染拡大前と感染拡大後で

どのように変化して活動が継続されているか記載されています。

 

事例は随時追加され

24日に新たに21事例が追加されたとのことです。

 

その中でも注目したいのが

大阪府吹田市社会福祉協議会の事例

取組み事例資料

 

大阪大学の学生たちが

地域のひとり暮らしのお年寄りに手紙を届けるという取組み。

ただ手紙を届けるだけでなく

返信用封筒もつけて

高齢者から大学生へ手紙を書く機会も提供したとのことです。

 

もともと、2018年の大阪府北部地震の後に

大阪大学の学生で「すいすい吹田」というグループが発足され

地域活動が行われていました。

その頃から、吹田市では

大学生と地域住民とのつながりができていたようです。

 

 

高齢者については

家に閉じこもりがちな生活が長く続くことで

身体機能の低下だけでなく、心の問題についても心配されています。

そんななか、地域の学生とのつながりがあることは

大きな支えのひとつになっていることと思います。

 

ひとり暮らしの高齢者ともなれば

今まで以上に孤立してしまいがちです。

大学生に限らず、若い方との世代を超えた交流があることで

より心も元気にいられることと思います。

 

ぜひこういった取組みが全国に広がるよう

参考にしていきたいです。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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