地域住民の代表に会議に参加してもらう

運営推進会議の参加者は

・利用者や利用者の家族
・地域住民の代表(事業所の近隣にお住いの方、自治会・町内会・老人クラブなどの地域団体の方、民生委員、婦人会、商店会、幼稚園・学校関係者、NPO法人、介護相談員、配食ボランティアグループ、認知症サポーターなど。)
・市の職員又は当該事業所等を管轄する地域包括支援センターの職員
・当該サービスに知見を有する者

とされています。

利用者や利用者の家族

介護関係者への会議参加の呼びかけは

理解を得やすいかと思いますが

 

地域住民の代表に関しては

運営推進会議について理解してもらうこと

実際に参加してもらうことについて

少しハードルがあるかもしれません。

 

もちろん

民生委員などはもともと介護福祉にも関わりがあるため

理解してもらいやすいとは思いますが

 

近隣にお住いの方

自治会・町内会・老人クラブなどの地域団体の方

となると

声かけはしているけれども

なかなか参加してもらえない

という事業所もあるかと思います。

 

そういった場合には

参加の呼びかけの方法を

見直してみる必要があるかもしれません。

 

案内を介護保険制度の内容を伝える堅苦しいものではなく

単純に介護事業所のことを知ってもらいたい

というシンプルなものにしてみたり

事業所のサービスの内容を体験できる時間を設けてみたり

事業所の報告だけでなく

地域住民の代表から

地域活動などを紹介してもらう時間を作ってみたり

などなど

案内の方法を工夫してみても良いかと思います。

 

特に最近では

自主活動グループとして

介護予防や健康維持の活動をしている地域もあるようです。

 

そういった自主活動グループの方々にも

会議に参加してもらうことで

自主活動グループの方が介護サービスを知るきっかけになり

介護サービスを利用している方にとっても

自主活動グループに参加するきっかけを作ることができます。

 

運営推進会議では

地域との交流も深めていくために

地域住民の方にも参加いただけるよう

工夫していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。