感染者・濃厚接触者が発生した場合に活用できる補助金

先週のブログにも記載しましたが

介護事業所内で

コロナ感染者や濃厚接触者が複数発生した場合に対象となる

「サービス提供体制確保事業」

という介護サービス事業者向けの

支援事業があります。

「新型コロナウイルス感染症流行下における介護サービス事業所等のサービス提供体制確保事業」について(厚労省)

 

サービスの種類や施設の定員数に応じて

補助金の支援を受けることができます。

 

窓口は各都道府県となり

今年度の補助事業のため

2月末までを申請期限としているところが多くあります。

 

ちなみに東京都の最終申請期限は2月7日となっていますが

※最終回の〆切日より前に事業所・施設等での感染が終息しており、申請を希望する場合は、必ず最終回の〆切日までに申請してください。なお、最終回の〆切日以降に感染が終息し、申請を希望する事業所・施設等については、個別に対応します。

とあります。

サービス提供体制確保事業(東京都)

 

現状を考えると

状況に応じて柔軟に対応していただける都道府県もありそうですが

すでに事業の対象となる事業者については

早めに対応いただけると良いかと思います。

 

オミクロン株による感染拡大は

今もまだ続いていて

高齢者施設でのクラスターも増えている

との情報もあります。

 

通所系のサービス事業所については

事業所を休業することになった場合には

補助金を活用することで

専門の清掃業者にお願いして

しっかり清掃してもらうことも検討できるかと思います。

 

訪問系や施設系の事業所については

人材の確保などに補助金を活用することができます。

 

実際に感染者が発生してしまうと

感染者や周りの利用者、家族やケアマネへの対応

職員の調整などもあり

補助金の申請どころではないかもしれませんが

 

事業所を継続して運営するために

しっかりと活用いただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。