教育コストをケチらない

せっかく採用できた職員が

1カ月後には退職してしまう

業務を覚え始めた頃に退職してしまう

など

職員が定着しないことに悩んでいる

という事業所もあるかと思います。

採用直後は

業務を覚えてもらうために

職員がマンツーマンで

仕事を教える時間を設ける必要があるかと思います。

 

教育をしている際には

一時的に人件費が増加してしまう状態となるため

事業所としては

できるだけ早く

ひとり立ちできるようになってもらいたいところですが

 

人それぞれに経験値や能力の差があるため

ときには

通常よりも時間がかかる場合もあるかと思います。

 

その教育のための人件費を抑えようとして

中途半端な状態で業務を任せてしまうと

 

仕事のミスにつながったり

本人が困ることも多くなり

退職につながってしまう

というケースがあるかもしれません。

 

 

せっかく採用できた職員であれば

できるだけ長く続けてもらうため

しっかりと業務を覚えてもらうために

教育には

十分な時間とお金を使ったほうが

職員にとっても事業所にとっても

プラスに働くかと思います。

 

退職してしまうことになれば

繰り返し採用広告を出すことになり

必要経費も増えてしまいます。

 

また

繰り返し採用広告を出していると

職員が定着しないくらい職場環境が悪いのではないか?

常に人員不足だからサービスが悪いのではないか?

などと

事業所の悪い評判にもつながりかねません。

 

もし

新しく入った職員に対して

教育の時間が十分にとれていない

しっかりとした教育体制が整備できていない

ということであれば

あらためて事業所の教育体制について

見直してみても良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。