施設入居の際の持ち物

有料老人ホームなどの介護施設に入居する際に

気になることのひとつが

必要な荷物についてです。

 

必要な荷物については

新しいものを準備するよりは

本人が使いなれたものを準備することをおすすめします。

入居にあたって必要なものとしては

基本的には

施設からの指示があるかと思いますが

施設によって備え付けの設備が異なるため

準備するものも施設によって異なります。

 

備え付けの設備が万全で

着替えだけあれば大丈夫

とい施設もあれば

本当にからっぽのお部屋で

生活に必要なものは全て持ち込みが必要

という施設もあります。

 

持ち込みが必要な場合に

新たに持ち物を準備しようとする人もいますが

できれば

本人が普段から使い慣れたものを

持っていくことをお勧めします。

 

いつも着ていた服

履きなれた靴

使い慣れたコップ

などなど

 

もちろん

施設からの指示により

持ち込めないものもあるかと思いますが

 

できるだけ

新しい環境になじみやすいように

いつもと同じものが身の回りにある

という環境を作ることが大切です。

 

ちなみに

火が出るものだったり

刃物だったりは

持ち込みが禁止されているケースが多いですね。

 

 

家具なども持ち込みが必要であれば

大変かもしれませんが

ご自宅にある家具を運んでいただいても良いかと思います。

 

なかには

仏壇を持ち込んだりしている場合もあります。

 

特に持ち込みが必要ないといった場合でも

想いでの品や

本人や家族の写真などは

お部屋に持っていっても良いかと思います。

 

特に認知症の方の場合は

新しい環境に混乱してしまう場合もあります。

できるだけ本人が落ち着けるような環境を意識して

荷物を準備いただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。