濃厚接触者の就労要件緩和

厚生労働省は8月18日

濃厚接触者となった医療従事者の

外出自粛要請を緩和できることを示しました。

医療従事者である濃厚接触者に対する外出自粛要請への対応について(PDF資料)

 

本来であれば

濃厚接触者と認められた場合

陽性患者の方と接触があった日の翌日から14日間は

外出の自粛(自宅待機)と健康観察が必要になります。

 

ただし

医療現場においては

人員不足が深刻化していることから

この要件を緩和する流れとなっています。

 

なお、外出自粛要請の緩和については

○他の医療従事者による代替が困難な医療従事者であること。
○新型コロナウイルスワクチンを2回接種済みで、2回目の接種後 14 日間経過した後に、新型コロナウイルス感染症患者と濃厚接触があり、濃厚接触者と認定された者であること。
○無症状であり、毎日業務前に核酸検出検査又は抗原定量検査(やむを得ない場合は、抗原定性検査キット)により検査を行い陰性が確認されていること。
〇濃厚接触者である当該医療従事者の業務を、所属の管理者が了解していること。

という要件が併せて示されています。

 

 

感染拡大が続いている今

医療現場と同様に

介護現場においても

濃厚接触者が増える可能性がでてきています。

 

若年層の感染者が増えていることもあり

介護現場で働く方の家族が

感染するリスクも高まっています。

 

家族が感染すれば

濃厚接触者となり

外出自粛が求められることになります。

 

介護現場でも人手不足は深刻化しています。

 

 

すでに介護職員にも

医療従事者と同様の対応を求める要望書が

厚生労働省に提出されているとのことです。

 

緊急時の対応については

基本的なルールはありつつも

状況に応じて臨機応変に、柔軟に対応できるように

準備しておきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。