社会保障制度についての検討会

4月15日

財務省にて

国の財政について検討を行う

財政制度分科会が開催されました。

 

議題は「社会保障について」

ということで

資料も公開されています。

⇒財政制度分科会（令和3年4月15日開催）資料一覧

 

社会保障制度全体についてということで

「年金」「医療」「介護・障害」などの分野の

検討事項を確認することができます。

 

 

介護分野について確認してみると

1. 利用者負担の見直し
2. 介護人材確保の取組とＩＣＴ化等による生産性向上
3. ケアマネジメントのあり方の見直し
4. 多床室の室料負担の見直し
5. 地域支援事業（介護予防・日常生活支援総合事業）のあり方の見直し
6. 区分支給限度額のあり方の見直し
7. 居宅サービスについての保険者等の関与のあり方
8. 軽度者に対する居宅療養管理指導サービス等の給付の適正化
9. 介護施設・事業所等の経営状況の把握

と並んでいます。

 

参考資料にも目を通してみると

1. 軽度者へのサービスの地域支援事業への移行等
2. サ高住等における適正なサービス提供の確保

とあります。

 

あくまで検討事項となりますが

増え続ける介護保険費用を抑えるための施策として

複数の項目が挙げられています。

 

介護サービス事業者にとっては

事業の運営に大きく影響するような内容も

検討項目の中に入っています。

 

今年度報酬改定が行われたばかりではありますが

すでに次回改定に向けた検討は始まっています。

 

事業所を運営する側としては

今回の資料の内容が

今後の事業展開の検討材料にもなるかと思います。

あらためてリンク先の資料にも

目を通していただければと思います。