菅内閣総理大臣所信表明演説

10月26日

菅内閣総理大臣による所信表明演説が行われました。

首相官邸ページに演説の動画と全文が掲載されています。

第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説

 

演説の内容は

以下の8つのテーマとおわりにという内容でまとめられています。

一 新型コロナウィルス対策と経済の両立
二 デジタル社会の実現、サプライチェーン
三 グリーン社会の実現
四 活力ある地方を創る
五 新たな人の流れをつくる
六 安心の社会保障
七 東日本大震災からの復興、災害対策
八 外交・安全保障
九 おわりに

 

六 安心の社会保障

の中では

人生百年時代を迎え、予防や健康づくりを通じて健康寿命を延ばす取組を進めるとともに、介護人材の確保や介護現場の生産性向上を進めます。
一方で、各制度の非効率や不公平は、正していきます。毎年薬価改定の実現に取り組むとともに、デジタル化による利便性の向上のため、オンライン診療の恒久化を推進します。
二〇二二年には、いわゆる団塊の世代が七十五歳以上の高齢者となります。これまでの方針に基づいて、高齢者医療の見直しを進めます。

という内容が伝えられています。

 

九 おわりに

の中では

私が目指す社会像は、「自助・共助・公助」そして「絆」です。自分でできることは、まず、自分でやってみる。そして、家族、地域で互いに助け合う。その上で、政府がセーフティネットでお守りする。そうした国民から信頼される政府を目指します。

という言葉がありました。

 

 

「自助・共助・公助」の部分では

先週のブログでも何度か取り上げていました

『社会的孤立』という問題も同時に考える必要があります。

 

老々介護の高齢者世帯、高齢者の一人暮らし世帯

ひとり親世帯、失業者などの中には

共助や公助に頼れずに苦しんでいる人がいることも

理解する必要があります。

 

もちろん自助も大切ですが

ひとりで頑張りすぎないことを伝える必要があり

支えるための共助や公助があることを伝えていく必要があります。

 

共助については

まだ十分に整備できていない地域も多く

その仕組み作りにも課題が多いのかもしれません。

 

特に「共助」の仕組み作りにおいては

私自身でも、地域で協力できること、自治体と協力してできることなど

考えていきたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。