見えないことを気にかけてみる

見守りの目を広げて

支援が必要な高齢者を支えていきましょう

という取り組みは

多くの地域で広がっています。

 

地域住民同士の挨拶で声をかけ合うだけでなく

食事の宅配業者などによる安否確認だったり

IT機器を使った見守りセンサーだったり

支援の方法もさまざま増えてきています。

見守りの目が増えて

何かあったときにすぐに支え合えるようにすることは大切ですが

何もないときに気にかけられるようにすることもまた大切です。

 

ここ最近地域の集まりで参加していないなー

だったり

いつも散歩や買い物している時間に見かけないなー

だったり

庭の水やりに出てこないなー

のようなことから

 

体調を崩して寝込んでしまっているのかもしれない

転倒して動けない状態でいるのかもしれない

ということを想像することができます。

 

心配なときに

すぐに声をかけられる関係性が築けていれば

安否確認を行うことができますが

 

そこまでの関係性ではなかった場合

わざわざ声をかけて何もなければ迷惑だろうし

家の中をのぞいてみるのも失礼だし

と思って

そのまま時が過ぎる場合もあるかもしれません。

 

できれば

すぐに安否確認できるくらいの

関係性が築けていれば理想的ですが

もしそうでなかった場合

「ちょっとおかしいな?」

と感じたら

市役所や地域包括支援センターなどに

連絡してみるのも一つの方法です。

 

「様子がおかしいな?」という変化だけでなく

「最近見かけないな?」という変化を

気にかけてみることも大切です。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。