認知症と断定する介護関係者は要注意

こんなニュースがありました。

ケアマネの方と相談する機会があったのですが、もの忘れが多くなっているという話をちょっと聞いただけで“これはアルツハイマーでしょうね”と勝手に断定して、話を進めようとするんです。たしかに、もの忘れ外来には相談に行っている状態だったのですが、医師の先生からは“認知症の診断は難しいので、MRIやCTを見て判断する必要がある”と言われていたので、ケアマネの方の話の進め方には驚きました

母を勝手に「アルツハイマー」と断定するケアマネに、50代女性絶句(NEWSポストセブン)

 

介護の相談をした際に

少しでも認知症を疑う症状があれば

勝手に認知症と断定してしまうような人であれば

相談する相手を変更した方が良いかもしれません。

 

ケアマネジャーに限らず

介護事業所を利用する際の担当者や

施設の入居相談担当者の場合も同様です。

 

勝手に認知症と断定され

認知症の方々の多い施設に入所してしまえば

ご本人の状態が急激に悪化してしまうケースもあります。

 

認知症を疑われる症状があった場合には

生活習慣や身体状況の変化による影響はないか?

疾患による影響はないか?

服薬している薬の影響はないか?

など様々な要因を検討する必要があります。

 

認知症と疑われる症状があっても

生活習慣や薬の調整をすることで

症状がなくなるケースもあります。

 

 

今では「認知症」と検索すれば

様々な情報を得ることができますが

中には、信頼できる情報かどうか疑わしいものもあります。

 

もし不安に感じるようなことがあれば

介護の専門家などに直接相談してみてください。

その際、勝手に断定するような人にはご注意いただき

その人以外の誰かにも、相談してみてください。

こちらのサイトからご相談いただいても大丈夫です!!

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。