電力データで高齢者を見守り

中部電力は三菱商事と組み、家庭や企業から集めた電力データの利用を全国で始める。法改正により、10月から一般企業による電力データの利用が可能になる。第1弾として高齢者の見守りサービスを提供する。日常生活に関わるビッグデータを有効活用した新たなデータビジネスの創出が動き出す。

中部電力と三菱商事、高齢者見守りに電力データ活用(日本経済新聞)

 

中部電力は10月から

一般企業による電力データの利用が可能になることに伴い

高齢者の見守りサービスを提供するとのこと

中部電力では

すでに『テラシテ』という

スマホアプリを活用した

高齢者の見守りサービスを提供しています。

テラシテ(中部電力)

 

見守られる対象者が

中部地域に在住で

中部電力を利用している人に限られているので

 

今後

同様のアプリを活用できる対象者が広がるのか

新たなサービスが提供されるのか

動きがありそうです。

 

また

電力会社による見守りサービスは

中部電力に限った話ではなく

他の電力会社でも

類似したサービスを提供しています。

 

見守りサービスと聞くと

カメラを設置して

いつでも見える状態で

というイメージを持つ方も多いかと思いますが

 

今では

エアコンを活用した見守り

冷蔵庫を活用した見守り

ポットを活用した見守り

など

家電製品を活用した見守りサービスも多くあります。

 

カメラで監視するような見守りではなく

家電の使用状況を通して

さりげなく見守りをするというサービスになります。

 

現状は

それぞれの企業が別々に提供しているサービスになりますが

電力会社と一般企業との協力で

より使いやすくなるかもしれません。

 

離れていても安心できるサービスは

今後もニーズがあるかと思いますので

より便利なサービスに期待したいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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