高齢者の活動量低下に注意

新型コロナウイルスへの感染をおそれて、介護サービスの利用を控える人が今回の第3波でも出てきています。
去年は、利用控えによって身体機能や認知機能が低下する高齢者が相次ぎ、再びこうした影響が広がることも懸念されています。

NHKニュース

 

年明けに

感染者数が急拡大したことや

2度目の緊急事態宣言の発令もあり

再び介護サービスを利用控えする人が増えているとのことです。

 

確かに

感染者拡大のニュースの中では

「高齢者施設でのクラスター」という言葉もよく耳にしました。

実際に、全国の高齢者福祉施設では

800件以上のクラスターが起きているとのことです。

 

そういった情報が多い中では

介護サービスの利用を控えてしまう人が増えるのは

当然のこととも言えます。

ただし

冒頭のニュースにもあるように

利用控えによる身体機能や認知機能が低下が

心配されています。

 

介護サービスの利用は控えても

自宅にこもって活動量が減らないよう

注意が必要です。

 

近所への散歩など

ちょっとした運動は

3密を避け、感染対策をしっかり行えば

自粛する必要はありません。

むしろ積極的に体を動かすことが必要です。

 

厚労省のサイト

地域がいきいき集まろう!通いの場

などはコロナ感染症対策に関する情報だけでなく

健康や運動に関する情報も多く掲載されていて

非常に参考になります。

 

また、スマホアプリをダウンロードいただければ

オンライン通いの場

GPS機能を使った

さまざまな散歩コースの提案まで行ってくれます。

 

 

利用控えの間に

身体機能、認知機能が低下することのないよう注意して

できるだけ活動的に

日常生活を送っていただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。