高齢者サービスに子供要素を入れない

高齢者向けのデイサービスでは

レクリエーションとして

手作りゲームや風船バレーなどを実施したり

認知症予防として

塗り絵や計算ドリル

などを行っているところがあります。

 

高齢者の中には

そういったプログラムを楽しんでいただける人もいますが

一方で

子供扱いされているようで嫌だ

という人もいます。

以前は

レクリエーションや介護予防の一環として

子供っぽいと感じるような

メニューを実施している事業所が多くありましたが

 

今では

運動に特化したスポーツジムのようなデイサービスや

畑作業が行えるようなデイサービス

料理を作るデイサービス

などなど

子供っぽいと感じる要素がない事業所も増え

サービスを活用する人も増えています。

 

 

高齢者向けのサービスに

子供要素が入っているという事例は

デイサービスに限った話ではなく

 

最近では

介護予防のためのスマホアプリで

登場するキャラクターや背景などが

子供向けのような仕様になっているものを

見ることがあります。

 

もっと大人仕様にしてもらえると

利用者の幅が広がるのではないか

と感じることもあります。

 

分かりやすく伝えるため

ということが

キャラクターなどに表れているのかもしれませんが

高齢者のサービスに

子供っぽい要素を入れてしまうと

受け入れられない層も多くいます。

 

高齢者向けのサービスを検討する際には

子供要素を入れない

ということも意識していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。