高齢者施設におけるワクチン3回目接種

厚生労働省は2月18日

高齢者施設における新型コロナワクチン追加接種状況調査結果について

まとめた資料を公開しました。

高齢者施設における新型コロナワクチン追加接種状況調査結果(厚労省)

 

資料には

2月末までに追加接種終了予定の施設数と

その割合について示されています。

 

また

医師の配置の有無と

施設サービスの種類ごとでも

分けて割合が出されています。

 

医師の配置がある

4種類の施設サービスでは

全てにおいて80%以上の割合をしめしています。

 

医師の配置がない

7種類の施設サービスについては

67%~84%と多少

サービス種類によっての差が見えています。

 

普段から医療機関との連携があるかないかによって

割合に差が出ているような傾向もみえます。

 

全体の74%の施設が

2月中に追加接種できる予定とのことですが

 

接種できない施設の数を考えると

約2万件近い施設で

接種の予定がたてられていないことがわかります。

 

また

2万件の施設ということは

接種を受けられない高齢者の人数で考えると

その桁が変わってきます。

 

少しでも

重症化リスクや発症リスクを抑えるために

医療機関だけでなく自治体にも協力してもらい

高齢者施設での接種を優先的に進めてもらえると

ありがたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。