第108回社会保障審議会介護保険部会
令和5年11月6日
厚生労働省では
第108回社会保障審議会介護保険部会が開催されました。
今回の議題は
1.給付と負担について
2.その他
となっています。
介護費用が増え続ける中
介護保険制度を維持するために
介護給付の利用者負担割合について
介護保険料負担の在り方について
見直しが検討されています。
今回の会議については
日本経済新聞のニュース記事で
以下のようにまとめられていました。
6日に開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の介護保険部会で保険料の引き上げ案が示された。65歳以上の高齢者について、給与や年金などの年間所得水準が高い人たちの介護保険料を引き上げる案で大筋は了承された。年末までに政府内で具体的な所得水準などを固め、24年度の制度改正での実現を目指す。
⇒介護費用20年で4倍、伸び突出 保険料・自己負担上げへ(日本経済新聞)
ニュース全体をみていただくと
介護費用の現状と
どんな見直し案が検討されているのか
確認することができます。
増え続ける介護費用をどうするか?
介護費用だけでなく
医療費も膨らみ続けています。
介護費や医療費を抑えるためには
制度改正とあわせて
国民一人ひとりの
介護予防や予防医療に対する意識も
重要になるかと思います。
現状では
これから介護サービスを必要とするかもしれない世代や
これから社会に出る若い世代の負担が
右肩上がりで増え続けています。
今の若い世代の負担を
これ以上増やさないよう
介護予防や予防医療にも
しっかりと取り組んでいきたいですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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