6月からの介護サービス利用料の変更
介護サービスの利用料は
サービスの種類や
サービスの利用時間
サービスを提供する事業所の
人員体制や運営体制によって異なりますが
基本的には
介護保険制度で定められた費用となります。
介護サービスの費用については
3年ごとの改定があり
今年の4月が
その改定の年となっていました。
すでに4月に変更があったばかりですが
今年に関しては
6月にも改定があります。
厚生労働省では
介護サービスの利用者や家族向けに
利用料変更の案内を作成しています。
⇒2024年6月から「介護保険サービス利用料」が変わります (pdf資料)
具体的には
介護職員の処遇改善加算の改定があり
それぞれの事業所が
どんな処遇改善を行うかによって
利用者の負担割合も変わってきます。
処遇改善加算については
介護現場で働く方の処遇改善を行い人材確保に努め、良質なサービス提供を続けることができるようにするための取り組みです。
とありますが
ざっくり言い換えてしまうと
介護職員の給与を上げるために
介護保険料と利用者さんからの費用を
使わせてもらいますよー
というものになります。
実際の処遇改善加算による費用負担については
サービスの種類や事業所の体制によって変わりますが
1カ月のサービス利用料全体の
2.9%~24.5%が加算されることになります。
介護サービスを継続して利用している人は
4月に変わったばかりなのに
また料金が変わった
と気にされる人もいるかもしれませんが
あくまで
介護保険制度の変更のため
料金も変わった
ということを
ご理解いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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