オンラインサービスの可能性

コロナ禍において

介護業界内でもオンラインの活用が進む中

リハビリ分野において

以下のようなニュースが掲載されていました。

 

効果的な腰痛リハ、院内 vs.ウェブで軍配は?
米・1,000例超対象の前向きコホート研究

前向きコホート研究により院内でのリハビリとウェブによるリハビリの効果を比較。
Raiszadeh氏らは「院内またはウェブでの実施にかかわらず、12週間の腰痛リハにより重症度、身体障害度、目標達成率、オピオイド使用頻度がいずれも改善した。とりわけ重症度および身体障害度は院内リハビリで、目標達成率はウェブリハビリで有意な改善を示した」と結論。さらなる研究を通して、患者の特性に応じたリハビリプログラムの有効性を検証すべきと主張している。

ヨミドクターより

 

病院内でのリハビリと

オンラインでのリハビリの効果を比較した際に

どちらも改善を示したとの研究結果になります。

 

今回の研究は

腰痛についての研究になりますが

他の疾患についても研究が進み

オンラインでのリハビリも効果を示すことが分かれば

 

病院に通うという感染症リスクを避ける意味でも

オンラインの活用が

ますます進むことも想定されます。

 

 

また、リハビリについては

医療に限った話ではなく

介護においても

訪問リハビリ、通所リハビリなどのサービスに

つながる部分でもあります。

 

今の介護分野においては

オンラインの活用は

あくまで補助的な役割になっていますが

 

いずれオンラインでのリハビリが

効果を示すことが分かれば

オンラインを中心としたサービスが

新たに作られる日がくるかもしれません。

 

今後の介護業界を見据えたとき

DXやICT、IOT

AIや介護ロボットの活用などなど

オンラインやデジタル機器の活用について

積極的に取り組む姿勢も必要なのかもしれません。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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