ケアプランデータ連携システムの機能更新

令和6年3月28日

厚生労働省より

「ケアプランデータ連携システムの機能更新等について」

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1234(pdf資料)

「ケアプランデータ連携システム」は

居宅介護支援事業所と介護サービス事業所の間で行われる

サービス提供票などのやりとりを

効率的に行うための専用システムになります。

 

今回の通知では

システムの利便性が

さらに向上したとのことで

お知らせが出されています。

 

 

業務の効率化やコスト削減ができるとして

令和5年の4月から稼働していますが

実際の事業所の導入は

まだまだ広がっていない状況かと思います。

 

埼玉県川口市の導入状況を確認してみると

2月2日時点では

12件となっていましたが

4月1日時点では

16件となっていました。

ケアプランデータ連携システム利用状況(WAMNET)

 

着実に増えているようにも見えますが

川口市全体の在宅系サービスの数は

611件となっていますので

まだまだ少ないことが分かります。

 

 

本来であれば

地域の全事業所が導入することで

システム導入による費用対効果も

最大化できるかと思います。

 

システム導入については

個々の事業所の判断にはなりますが

 

自治体や事業所間が連携して

一斉に導入できるような働きかけがあっても

良いかもしれないですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。