介護保険料はいくら?

毎月支払っている介護保険料、いくらかご存じですか?

 

2000年から始まった介護保険制度。

介護で必要になるお金については、

介護サービスを利用する人が1割~3割を負担(収入に応じて変動)

残りの7割~9割は、

50%は国、都道府県、市町村が負担、残りの50%は40歳以上の国民の税金で負担しています。

 

介護保険料は、年齢が40歳になる誕生日の前日の月から毎月徴収されます。

1日生まれの人は、誕生日月の1ヶ月前から徴収されることになります。

 

さて本題の介護保険料はいくらか?

以下の表をご覧ください。

 

※上記表は厚生労働省ホームページ「(参考資料3)の10ページ目」でも確認できます

65歳以上の人は、お住いの市区町村に応じて3年ごとに金額が変わり

40~64歳の人は、加入している医療保険に応じて毎年、金額が変わります。

上記の表は全国平均の金額となります。

いずれにしても、介護保険が始まったときと比較すると2倍以上の金額となっています。

 

介護サービスを使う人が増えれば増えるほど金額も増えますので

今後、まだまだ高齢者が増え、介護サービスを利用する人も増えれば

我々が負担する金額も右肩上がりになることが予測されます。

2042年まで高齢者は増え続け、それ以降も高齢化率は伸びる予測となっています。

若者の数が少なければ、その分の負担も大きくなります。

今は40歳以上の方の負担ですが、30歳から、20歳からとなる可能性も否定できません。

 

今後の介護にかかる費用のことを考えると、より一層

高齢になっても元気で過ごせるような仕組み作り

介護が必要になっても地域で支えられる環境作りなど

早急に整備していく必要があります。

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。