単身世帯増加による介護離職不安

「国立社会保障・人口問題研究所」は5年に1度、国勢調査をもとに将来の日本の世帯数などを推計していて、今回、2050年までの予測を発表しました。

【将来推計】2033年に1世帯平均2人未満に 未婚の高齢者も急増(NHKニュース)

 

将来推計によると

1人暮らしの世帯数の増加

特に65歳以上の高齢者の1人暮らしが

急増する見通し

とのことです。

単身世帯数の増加により

同居の家族を介護する

というケースは少なくなるのかもしれませんが

 

介護のために

今現在生活している場から離れ

単身世帯の親の元へ戻る

という人も増えてくるかもしれません。

 

今後の

単身世帯の増加が

介護離職の増加に

影響してくるかもしれません。

 

今まさに

仕事をしながら介護に従事する

”ビジネスケアラー”が増加傾向にあり

仕事と介護の両立支援が必要

と言われていますが

 

今現在働いている人の中にも

離れて暮らす家族に介護が必要になったとき

家族の元に戻って

自分が介護をしようと

心の中で覚悟を決めている人も

いるかもしれません。

 

現状すでに

登録世帯は単身の状態だけれども

実態は家族と同居

または

毎日のように家族の様子見に行っている

という人もいるかと思います。

 

仕事と介護の両立支援については

将来的なこととして

時間をかけて進めることもできますが

 

今まさに身近に

困っている人がいるかもしれませんので

企業としてできることは

早めに実施いただくことをおすすめします。

 

具体的な両立支援の方法としては

厚生労働省のサイトに

すぐに活用できるツールなども

まとめられていますので

参考にしてみてください。

仕事と介護の両立支援 ~両立に向けての具体的ツール~(厚労省)

 

 

また

弊社でも

仕事と介護の両立支援に向けた相談

研修会の対応なども行っていますので

お気軽にお問合せ下さい。

お問い合わせ

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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