直近の感染状況等の分析と評価

厚生労働省は

7月21日の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで

直近の感染状況等の分析と評価についてまとめた情報を

公表しています。

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等

 

資料をチェックしていただくと

直近の感染状況として

医療機関や福祉施設のクラスターの割合は低下していること

65歳以上の高齢者の感染割合が低下しているが

20-40代の割合が多くなっていること

などが

具体的な数字で確認することができます。

 

また

資料2-4 全国の新規陽性者数等及び高齢者のワクチン接種率等

の中では

1. 国内の新規感染者の多くは、65歳未満のワクチン未接種者となっている。
2. 国内の新規感染者数をワクチン接種歴別にみると、7月にワクチン未接種(65歳以上)は10万人当たり13.0だが、ワクチン2回接種者(65歳以上)は0.9となっている。未接種者と2回接種者を比較して65歳以上の高齢者の感染が10分の1以下になっている。
3. 東京都の新規感染者に占める65歳以上の割合は4%程度にとどまっており、これまでのところ、重症者や死亡者の増加が抑えられている。

と、ワクチン接種の有効性について

接種後も感染の可能性はあるものの

予防効果が出ていることについて示されています。

 

 

今後の見通しと必要な対策

という項目の中では

これまでも首都圏での感染拡大が起こっている中で、連休の後には、各地での感染拡大する傾向が見られている。今後も夏休み、お盆などを迎えるが、既に各地で感染の拡大がみられており、更なる感染拡大に繋げないよう、各自治体は、一層の危機感をもって、感染対策に取り組むことが必要。

帰省や旅行での県境を越えるような移動は慎重を期していただくとともに、普段会わない人と会う機会は、感染拡大のリスクが高くなることから、必要最小限にすることが必要。4連休を含め夏期休暇中は家族など普段会う人とできるだけ自宅ですごしていただくことが重要。

と示されています。

 

 

去年と同じような状況の夏休み、お盆となりそうですが

オリンピックが始まり

テレビで競技を観戦したり、選手の応援したりと

楽しみも作れそうです。

 

オリンピックの観戦を楽しみながら

引き続き、感染対策も継続していきましょう。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。