第230回社会保障審議会介護給付費分科会

令和5年11月6日

厚生労働省では

第230回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。

第230回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

今回の議題は

前々回の228回からの内容に引き続き

『令和6年度介護報酬改定に向けて』

ということで

◆訪問介護・訪問入浴介護
◆訪問看護
◆訪問リハビリテーション
◆居宅療養管理指導
◆居宅介護支援・介護予防支援

 

それぞれのサービスについて

1.これまでの分科会における主なご意見
2.論点及び対応案
3.参考資料

という内容でまとめられています。

 

さらに今回の会議では

横断的事項として

◆介護人材の処遇改善等
◆複合型サービス(訪問介護と通所介護の組合せ)

についての資料も掲載されています。

 

処遇改善加算については

・処遇改善加算
・特定処遇改善加算
・ベースアップ等支援加算

の3種類になっている加算の一本化について

 

訪問と通所の複合型サービスについては

その基準の内容や

報酬体系について

などが記載されています。

 

特に複合型サービスについては

気になっている事業者も多いかと思います。

 

複合型サービスについては

新規サービスに参入するというよりは

既存の訪問介護や通所介護を運営している事業者が

新たなサービスとして

参入できるかどうか検討する

というケースが多くなるのかと思います。

 

今回の資料には

人員基準や設備基準のイメージも

掲載されていますので

訪問介護や通所介護を実施している事業者は

チェックしておきたいですね。

 

 

令和6年度の報酬改定も

間近となっています。

 

引き続き

分科会の資料などチェックしながら

次回の報酬改定に備えておきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。