若者のための介護予防

”介護予防”と聞くと

介護状態になることを予防すること

 

介護が必要な状態にならないよう

理想的な生活習慣や運動習慣を身につけ

健康状態を維持すること

というようなイメージがあるかと思います。

 

介護予防は

もちろん

高齢者が自分自身のために行うことですが

 

考え方によっては

若者世代のため

とも言えるかと思います。

特に費用負担の面を考えると

介護保険料は40歳になった月から

納めることになっていますが

 

今後

介護を必要とする高齢者が増え続ければ

介護費用負担も増加します。

 

介護費用負担が

今の介護保険料では補いきれない

となった場合には

40歳未満の世代も

介護保険料を負担してもらう必要が出てくるかもしれません。

 

そうならないためには

高齢になっても

できるだけ介護を必要とせずに

元気で過ごしてもらうこと

健康状態を維持してもらうことが

重要になります。

 

しっかりと介護予防を行い

健康状態を維持することが

将来の若者の費用負担軽減にも

つながるかもしれません。

 

健康状態を維持することは

介護だけでなく

医療費の負担にも関わってきます。

 

介護予防を高齢者だけでなく

地域全体で真剣に取り組むことで

将来の若者の負担を減らすことにもつながります。

 

介護の問題というと

費用だけでなく

人手不足の問題もあります。

 

介護を必要とする人が少なくなれば

人手不足の課題も

同時に解消できるかもしれません。

 

”介護予防”については

高齢者自身のため

だけでなく

将来の若者のためにも

大切なことになります。

 

介護予防に関しては

ぜひとも

地域全体で取り組むべき課題として

考えていきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。