認定調査のときの対応で介護度は変わる?

介護認定を受けるにあたり

必ず介護を必要とする本人の心身の状態を第三者が確認する

認定調査が行われます。

 

よく言われるのは

認定調査のときに、本人はできるだけしっかりしようと意識し

普段できないことまで「できます」と答えてしまったり、

認知症のある方でも、お客様がくるとなると頭がはっきりして

しっかりと受け答えができる状態になることがあります。

 

その結果、本来介護が必要な方が

軽度な状態と判断され、利用できるサービスが限られてしまうこともあります。

 

そうならないようにするためには

認定調査の日に、普段の状況をよく知る親族の方に同席いただくことが望ましいです。

認定調査の際は、ご本人に配慮しつつ

普段の様子をこっそり調査員の方へお伝えください。

 

その際、必要以上に状態を悪く伝えるのは控えましょう。

 

本来の状態よりも介護度が軽く出てしまわないように

普段の様子を正直に、

困っていることがあれば具体的な状況も合わせて

お伝えいただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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