認知症高齢者の日常生活自立度

認知症といっても

複数の種類があります。

 

代表的なものは

・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症(ピック病)

 

認知症の種類によって

特徴的な症状はありますが

実際に見られる症状や進行の程度は

人それぞれ異なります。

そんな認知症の方の

進行の程度を示す指標として

”日常生活自立度”という指標があります。

認知症高齢者の日常生活自立度とは(健康長寿ネット)

 

認知症高齢者の日常生活自立度は

ランクⅠからランクMまで

7つの段階に分けられています。

 

主には医療や介護の専門家が

目安として使用するものにはなりますが

 

認知症だからといって

ひとくくりにするのではなく

指標を踏まえて

その人に応じて対応することとなります。

 

さらには

認知症ではないが

認知症のおそれがあるような場合には

軽度認知障害「MCI(Mild Cognitive Impairment)」

という言葉が使われることもあります。

 

 

介護サービスの中には

認知症の方を専門に対応する

認知症対応型のサービスがありますが

 

必ずしも

認知症の診断を受けた人には

認知症対応型サービスが適している

とは言い切れません。

 

軽度の認知症の方の場合

重度の認知症の方ばかりの環境におかれたとき

認知症が急激に進行する可能性もあります。

 

その人の状態に応じたサービス選び

ということが大切になりますので

認知症でお困りの方は

必ずケアマネジャーや介護事業所の担当者の話を参考に

サービスを選択していただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。