介護離職を防ぐためのアンケート
2017年の調査で減少傾向が見られた
介護離職者数ですが
2022年の調査では10万6000人と
再び増加に転じたとのニュースがありました。
⇒介護離職増加 10万人超 仕事と介護の両立に必要なこと(NHKニュース)
2017年の調査結果になりますが
みずほ情報総研の調査では
介護離職をした人の47.8%が
「誰にも相談しなかった」とアンケートに回答していました。
介護離職を防ぐためには
まずは
企業が両立支援制度についてしっかりと理解したうえで
従業員に支援制度を周知させる必要がありますが
その先に
従業員が相談しやすい環境を作るだけでなく
従業員が介護をしている環境にあるかどうかを
確認する必要もあるのかもしれません。
従業員の家庭環境まで入り込むことは
プライバシーや個人情報の問題もあるため
難しい部分もありますが
定期的な任意アンケートにより
状況を把握するという方法は
活用できるかと思います。
介護に関するアンケートについては
厚生労働省が
具体的なツールを公開しています。
その他にも
厚生労働省では
仕事と介護の両立支援~介護離職を防ぐために~
として
企業で実際に活用できるツールを
多く掲載しています。
⇒仕事と介護の両立支援 ~両立に向けての具体的ツール~(厚労省)
介護離職について
気にはしているが
具体的な対策はできていない
という企業様は
厚生労働省のサイトを確認いただくと
いろいろと活用できるツールもあるかと思います。
また
弊社でも
介護離職対策に向けた相談
研修会の対応なども行っていますので
お気軽にお問合せ下さい。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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