介護保険最新情報vol.1195

令和6年1月11日

厚生労働省より

『令和６年度の「介護職員処遇改善加算・介護職員等特定処遇改善加算・介護職員等ベースアップ等支援加算処遇改善計画書」に係る提出期限について』の送付について

という通知が出されました。

処遇改善加算については

令和6年度の報酬改定のなかで

現行の

・介護職員処遇改善加算
・介護職員等特定処遇改善加算
・介護職員等ベースアップ等支援加算

を一本化することが示されています。

処遇改善加算については

通常であれば

算定の前々月末までに申請が必要となっており

翌年度の算定を希望する場合

2月末までに提出が必要となります。

それが

令和6年度に関しては

処遇改善計画書等の様式の見直しを検討しており

見直し後の様式については

２月末目処で発出する予定となるため

提出時期は

4月15日までにする予定とのことです。

処遇改善加算の様式は

これまでも簡素化されてきた経緯がありますが

加算の取得要件自体が複雑になっていて

新たな加算の取得や

上位の加算の取得をあきらめていた事業者も

少なからずあったかと思います。

令和6年度の報酬改定において

処遇改善加算の一本化に伴い

加算様式だけでなく

加算の取得要件も簡素化されることに

期待したいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。