介護保険最新情報vol.1408

令和7年7月25日

厚生労働省より

『「2040 年に向けたサービス提供体制等のあり方に関するとりまとめ」の公表について』

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1408(pdf資料)

今回の通知では

2025年1月から開催されていた

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会について

 

議論のとりまとめが行われたことを

お知らせした感じです。

 

過去行われていた

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会の資料については

厚生労働省のサイトから確認できます。

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(厚労省)

 

 

最新情報の通知を

全文読もうとすると

なかなかのボリュームがあるため

大変ですが

 

最終ページに

とりまとめ概要として

1枚でまとめられています。

 

概要から抜粋すると

2040年に向けた課題として

○ 人口減少、85歳以上の医療・介護ニーズを抱える者や認知症高齢者、独居高齢者等の増加
○ サービス需要の地域差。自立支援のもと地域の実情に応じた効果的・効率的なサービス提供
○ 介護人材はじめ福祉人材が安心して働き続け、利用者等とともに地域で活躍できる地域共生社会を構築

の3点があげられ

 

基本的な考え方として

① 「地域包括ケアシステム」を2040年に向け深化
② 地域軸・時間軸を踏まえたサービス提供体制確保
③ 人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援
④ 地域の共通課題と地方創生

の4点があげられています。

 

今後の方向性についても

記載がありますので

資料をチェックしてみてください。

 

詳細については

お時間のあるときに

全文を読み込んでいただければと思います。

 

今回示された方向性が

今後の法改正や報酬改定に

影響する部分があるかと思いますので

あらためてチェックしておきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。