医薬品情報の改定

お薬の「使用上の注意」は改定されます。

 

ちょうど今週のブログで

認知症の薬について

薬の飲み合わせ

という内容の情報を掲載していましたが、

 

認知症薬である「メマリー」について

6月16日、厚生労働省から製造販売業者に

「使用上の注意」を改訂するよう指示されていました。

薬事日報のニュース

厚労省の通知

 

認知症薬「メマリー」については

完全房室ブロック、高度な洞徐脈等の徐脈性不整脈があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

という情報を改訂するようにとの指示でした。

 

これにより、もともと不整脈などの症状がある人は

より注意が必要になり、場合によっては投与を中止するということになります。

 

もちろん、こういった情報は

医師や薬剤師が把握し、注意してくれるものではありますが

 

以前のブログに記載した通り

複数の病院に通っている場合や

個人的にサプリや漢方を服用している

市販薬を服用している

などの状況があれば、事前に伝えておく必要があります。

 

たくさん薬をもらうことで安心する方もいますが

くれぐれも注意しておかないと思わぬ不調につながることもあります。

 

今回のように、医薬品情報が更新されることもあります。

薬に頼りすぎる生活にならないよう

普段の生活習慣を第一に見直していきましょう。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。