認知症の薬について

代表プロフィールに記載しておりますが

以前に認知症高齢者の施設である

グループホームを開設、運営管理する会社に勤めておりました。

 

主には、行政への届け出書類の作成や

新規開設時の営業活動、施設案内、運営管理業務に携わっておりました。

 

認知症高齢者を介護する家族の相談を受けたり

認知症の方のご自宅に訪問して様子をうかがわせていただいたり

施設をご案内することもありました。

 

当時、認知症に処方される薬というと

「アリセプト」という、認知症の進行を抑制する薬

1種類だけでした。

 

現在では、

メマリー、レミニール、リバスタッチ・イクセロンパッチ

という3種類が増え、合計で4種類の薬があるようです。

 

ただし、いずれも治す薬ではなく

進行を抑制したり、症状を緩和させたりする薬となっています。

 

 

ご理解いただきたいのは、治す薬ではないということです。

 

ここからは、個人の経験談や直接うかがった話になりますが

認知症と診断された方でも、薬ではなく生活習慣を見直すことで

症状が改善される場合があります。

 

十分な水分補給と栄養補給、適度な運動、排泄を規則正しく行えるようにする。

他者とのコミュニケーションの機会を作る。

趣味活動ができる時間を作る。

ストレスのない環境を作る。

など、規則正しい生活と周辺環境を整えることで

認知症の症状が軽減するケースはあります。

 

もちろん、お医者さんから処方された薬も大切ですが

認知症の改善には、生活習慣の見直しを第一に考えてみても良いかもしれません。

 

 

 

ちなみに、私自身の過去のグループホームでの体験談については

別の形で、まとめてお伝えできるようにしたいと考えています。

気になることなどあれば、いつでもお問い合わせください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。