介護用品にはこだわらない

「デイサービスに行く時の服装」というテーマで

服や靴を安く購入する方法について

書かれた記事がありました。

という４つのポイントでまとめられています。

注目したいのは

４つめの

介護用品店にこだわらず探してみよう

というところ

今回紹介している記事は

デイサービスへ通う際の服装

というテーマになっていますが

そもそも

要介護の認定をうけたからといって

身の回りの物を

介護用のものでそろえる必要はありません。

むしろ

できるだけ元気な頃の生活スタイルに

合わせられるよう

介護認定をうける前の生活ができるよう

今まで使っていたのと同じものを使えるのが理想的です。

介護用の商品を使えば

介護が必要な方用に作られているため

いろいろと便利だったり楽になることもありますが

それに頼ってしまうと

介護が必要な状態が当たり前

になってしまう可能性があります。

できるだけ長く元気に生活したい

自分でできることは自分でやっていきたい

と考えているのであれば

当たり前のように介護用の商品を使うのは

避けてもらった方が良いかもしれません。

もちろん

その方の状態に応じて

介護用の商品を選んだ方が良い場合もあります。

人生100年時代といわれる今

服装選びだけに限らず

介護用品全般を選ぶ際

介護になったから介護用

と簡単に判断するのではなく

自立支援や介護予防の視点を持つことが

重要なポイントになってきます。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。