TOKYOシニア食堂推進事業

令和5年度における

東京都の高齢者施策の中に

『TOKYOシニア食堂推進事業』という施策があります。

 

内容としては

高齢者の一人暮らし世帯数が増加する中で

食を通じた高齢者の居場所作りをすすめていく

という事業

 

令和5年2月16日に開催された

東京都高齢者保健福祉施策推進委員会の資料の中に

事業の概要が示されています。

【資料10-1】介護予防と地域生活を支える取組の推進について(pdf資料)

資料には

地域の高齢者が気軽に立ち寄り、飲食をしながら様々な交流をすることができるTOKYOシニア食堂の取組を推進することにより、高齢者の交流機会の増加、心身の健康増進、多世代交流の促進を実現することを目的とする。

という内容が示されています。

 

高齢者の一人暮らし世帯数の増加については

東京都に限った話ではなく

全国で共通のことになるかと思います。

 

高齢夫婦世帯も多い中

夫婦のどちらかが先に亡くなり

一人暮らしになるケースがほとんどです。

 

そのとき

普段食事を用意していたパートナーが

不在となったとき

残された高齢者は食に関する問題を抱えることになります。

 

普段の食事については

コンビニやスーパーで

準備することはできますが

 

栄養のバランスがかたよってしまい

健康に影響してしまう

ということがあります。

 

高齢者向けに

栄養バランスを考えた

宅配弁当サービスなどもありますが

 

一人で食事をすることの寂しさを抱え

精神面への影響がでることもあります。

 

 

そんなときに

地域の人が集まって食事ができる場所があれば

多世代で交流できる場所があれば

地域高齢者の心身の健康に

プラスの影響を与えられるかと思います。

 

各地域にひとつ

地域の人が集まって

食事ができる場所がある

そんな地域づくりができると

良さそうですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。