VR旅行が高齢者のリハビリに有効?

VR旅行プログラムを利用することで

高齢者の視空間能力と頸椎可動域の改善効果がある

 

ということが

東京大学先端科学技術研究センターの

研究グループにより発表されています。

東京大学先端科学技術研究センター身体情報学分野の宮﨑敦子特任研究員、登嶋健太学術専門職員、檜山敦特任教授らの研究グループは株式会社SOYOKAZEと共同で、認知症の方を含む高齢者施設居住者にVRを活用して旅行を疑似体験できるVR旅行プログラムを提供し、その効果を実証しました。本研究成果は、2023年3月14日付で「Augmented Humans 2023」に掲載されました。

高齢者施設でのVR旅行で視空間能力と頸椎可動域を改善(東京大学先端科学技術研究センター)

 

ちょっと難しい言葉もありますが

 

視空間能力が改善することで認知症予防につながり

頸椎可動域が改善することで

首が大きく動かせるようになり

視野が広がるとともに転倒予防にもつながります。

姿勢の改善にもつながりそうですね。

 

勝手なイメージですが

今のVR装置は

サイズも大きく

ほどよい重さもあるので

良いリハビリになっている感じもします。

 

VR装置が進化して

小型化や軽量化されてしまうと

効果が薄くなるかもしれないですね。

 

リハビリ用として

高齢者施設などでは

重さの違うVR装置を設置してみるのも

面白そうです。

 

また

4月1日から

自転車に乗る際のヘルメット着用が

努力義務化されました。

 

ヘルメットをかぶることでも

頸椎可動域の改善効果が期待できるのではないか

とも考えてしまいます。

 

ヘルメットをかぶる人の姿は

あまり増えていないようにも思いますが

頸椎可動域のリハビリもできると考えると

高齢者にはオススメなのかもしれないですね。

 

少し話がそれましたが

VR旅行プログラムには

高齢者のリハビリ効果があるとのこと

 

”VR旅行”

リハビリ目的というよりも

新しい楽しみのひとつとして

試してみても良いかもしれないですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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