令和6年度報酬改定に向けた動き

令和5年5月24日

厚生労働省では

第217回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。

第217回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

 

主な議題は

『令和6年度介護報酬改定に向けた今後の検討の進め方について』

となっています。

令和6年度については

3年ごとの介護報酬改定と

2年ごとの診療報酬改定が

同時に行われる年でもあり

 

資料には

『令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会について』

という内容のものもあります。

 

意見交換会の議題としては

1. 地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携
2. リハビリテーション・口腔・栄養
3. 要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療
4. 高齢者施設・障害者施設等における医療
5. 認知症
6. 人生の最終段階における医療・介護
7. 訪問看護
8. 薬剤管理
9. その他

という内容が示されています。

 

また

今後の介護報酬改定に向けたスケジュールについては

令和5年
6月~夏頃 :主な論点について議論
9月頃 : 事業者団体等からのヒアリング
10~12 月頃 :具体的な方向性について議論
12 月中 :報酬・基準に関する基本的な考え方の整理・とりまとめ
※地方自治体における条例の制定・改正に要する期間を踏まえて、基準に関しては先行してとりまとめを行う。

令和6年度政府予算編成
令和6年
1月頃 :介護報酬改定案 諮問・答申

となっています。

 

早いもので

2021年4月の報酬改定から

すでに2年が経過し

2024年4月の報酬改定に向けた議論が

進められることになります。

 

今後の議論がどう進んでいくのか

要チェックですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。