段階的な目標設定をしてみる

ひとつの目標を達成するためには

いくつかの小さい目標を設定して

一歩ずつ大きな目標に近づけるようにしましょう。

ということがよく言われます。

 

介護サービスを利用するうえでも

介護計画書の中に

長期目標と短期目標を設定してから

サービスを開始する

という流れがあります。

介護計画書上は

長期と短期の2つの目標設定になりますが

 

目標の内容によっては

3つ4つと目標設定ができるかもしれません。

 

例えば

近所のスーパーまで一人で買い物に行けるようになる

という目標があったとき

 

1.ヘルパーと一緒にスーパーまで行けるようになる

2.ヘルパーと一緒にスーパーと自宅との間を往復できるようになる

3.一人でスーパーまで行けるようになる

4.一人でスーパーと自宅との間を往復できるようになる

5.荷物を持ってスーパーから自宅までの移動ができるようになる

という段階的な目標設定ができます。

 

上記の中でも

移動距離を考えた時に

スーパーまで500mの距離があった場合

100m・200m・300m・400m

という段階的な移動距離の目標が立てられます。

 

途中で目印となる場所があれば

途中の公園まで

途中の郵便局まで

という段階的な目標も設定できます。

 

さらに

移動手段を考えた時に

杖を使って行くのか

シルバーカーを使って行くのか

電動カートを使って行くのか

などでも

段階的な目標設定を作ることができます。

 

今では

介護が必要な方の

福祉用具やサービスも多くあり

福祉用具やサービスを利用して

できることも増えているかもしれません。

 

そういった新しいものを活用することも踏まえて

目標設定することもできるかと思います。

 

以前だったらあきらめていたことも

今の福祉用具やサービスを活用すれば

できるようになっていることが

あるかもしれません。

 

今の技術やサービスを使ったら

新たに何ができそうか

考えてみても面白いかもしれないですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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