高齢者の介護保険料が6000円超え

5月14日、厚生労働省は

65歳以上の高齢者が支払う介護保険料の月額が

全国平均で6,014円となり

初めて6千円を超えたと発表しました。

第8期介護保険事業計画期間における介護保険の第1号保険料及びサービス見込み量等について

 

2000年に介護保険制度が始まって以来

3年毎に介護保険料は見直されています。

 

その推移は

2000年・・・2,911円
2003年・・・3,293円
2006年・・・4,090円
2009年・・・4,160円
2012年・・・4,972円
2015年・・・5,514円
2018年・・・5,869円

そして2021年が6,014円

となっています。

 

制度開始当初の2,911円から

2倍以上の水準にまで上昇しています。

さらに、団塊の世代が全て75歳以上となる

2025年度には、全国平均で月6,856円に上昇する

という見通しも示されています。

 

あくまで全国平均の金額になりますので

具体的に金額は

各市区町村で決められています。

 

厚生労働省の資料の中から

全1571の市区町村と広域連合の

・第7期保険料基準額
・第8期保険料基準額
・保険料基準額の伸び率
・要介護認定率

を確認することができます。

 

気になる方は

ご自身の住所を見つけて

確認してみてください。

 

 

なお、40歳から65歳未満の方々の介護保険料は

加入している医療保険ごとに決められています。

ただし、65歳になってからは

それぞれの住まいの地域により

決められた金額となります。

 

ご自身の地域の介護保険料が

いくらになっているか

チェックしてみても面白いかもしれません。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。