令和元年度の医療費

厚生労働省では

令和元年度の概算医療費について

その集計結果を公表しました。

厚生労働省ページ

 

令和元年度の医療費の合計は約43兆6000億円。

3年連続で過去最高を更新したとのことです。

 

新型コロナの影響については

今年3月の医療費が前年同月比1.2%減少しており

今年度の数字に影響してくる可能性があります。

 

高齢者数は、年々増加していますので

医療費の右肩上がりは避けられないことのようにもみえますが

2年ごとの診療報酬の改定や医療機関の再編等の計画で

調整も行われています。

 

この資料の中で

興味深いのは、都道府県ごとに概算医療費が示されている部分です。

前年同期比の医療費の伸び率をみると

最大は、沖縄県の3.2%

最小は、高知県が0.7%

高知県は、唯一1%を切る結果となっていました。

 

例えば

このような結果を踏まえて

高知県内で行われていた

医療や介護分野での施策について

健康維持、介護予防に向けて行われていた活動について

など、調べてみると参考になる情報があるかもしれません。

 

良い傾向が示されている部分に注目して

具体的な活動内容等があれば、全国で共有し

新たな健康施策として取り組んでいけると

今後の社会保障費全体の抑制にもつながってくるかと思います。

 

 

年度ごとだけでなく

毎月の医療費情報も確認できますので

引き続き、情報確認し

有益な情報などあれば

随時発信していきたいと思います。

医療費動向調査

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。