新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査(アストラゼネカ社)

厚生労働省はこれまで

ワクチン接種後の健康状況について

医療従事者を対象に健康調査を実施し

ファイザー社、モデルナ社の

ワクチン接種後の副反応等についてまとめて

公表してきました。

 

そして8月25日

アストラゼネカ社のワクチン接種事例も含めた

調査結果を公表しました。

アストラゼネカ社の新型コロナワクチン

 

これまでは

主な調査対象が医療従事者となっていましたが

今回は自衛隊職員が調査対象となっているようです。

 

また

アストラゼネカ社のワクチンは

「バキスゼブリア筋注」と呼び

調査の接種対象者はまだ少なく

1回目接種後の結果のみのまとめとなっています。

 

8月23日時点では

副反応疑いおよび重篤な有害事象のある事例は

発生していないとのこと

 

まとめ資料の中では

モデルナ社のワクチン接種後の健康状態について

• 1回目接種後の副反応はファイザー社とほぼ同様の傾向であった。
• 2回目接種後翌日に76.2%の被接種者が37.5℃以上(59.8%の被接種者が38℃以上)発熱した。接種後2日後にも20.9%の被接種者に発熱が認められたが、接種後3日後にはほぼ解熱した。
• 年齢、性別による分析では、1回目接種後、2回目接種後ともに女性の副反応の頻度が高かった。疼痛は、年齢があがるにつれて頻度が高くなる傾向がみられた。それ以外の副反応は、年齢が高くなるにつれて頻度が低下したが、ファイザー社に比べて、低下傾向が少なかった。
• 2回目接種後は発熱等のため、37.1%が病休を必要とした。
• 1回目接種7日目ごろから発赤、かゆみを伴う遅延性皮膚反応が、2%程度発現した。2回目接種時の遅延性皮膚反応は1回目接種者で遅延性皮膚反応が発現した7%の被接種者に再発した。
• COVID-19の既往があると、1回目接種時に発熱、全身倦怠感が認められた。COVID-19既感染者の2回目接種時の状況は未感染者の2回目接種時に類似していた。

と示されています。

 

ワクチン2回目接種後については

病休を必要とする発熱が4割弱みられたとのこと。

 

これからワクチンを受ける方も

まだまだいるかと思うので

2回目接種後の予定等は

無理のないよう調整していただくと良さそうです。

 

また

ワクチン接種後の感染症対策も

継続して行うよう求められています。

ワクチン接種がまだの方だけでなく

接種済みの方も

しっかりと感染症対策を継続していきましょう。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。