研修計画作成の手引き

公益財団法人介護労働安定センターでは

介護事業所が研修立案の際に活用できるよう

『研修計画作成の手引き ~育ち合う風土づくり~』

という資料を公表しています。

『研修計画作成の手引き ~育ち合う風土づくり~』

 

主には人材育成のための研修内容となっています。

手引きの資料以外にも

・課題把握と発見のためのチェックリスト
・研修立案のヒントとなる研修一覧
・キャリア開発シート

といった資料がダウンロードできます。

 

チェックリストとキャリア開発シートに関しては

エクセルでもダウンロードできるようになっているので

その事業所の理念や方針に合わせて

変更して活用することもできそうです。

 

処遇改善加算を算定している事業所

これから算定を検討している事業所

より上位の算定区分に変更しようとしている事業所などは

そのまま資料を引用して活用できそうです。

 

 

また

令和3年度の介護報酬改定により

無資格者に認知症介護基礎研修受講の義務付け

感染症対策に関する委員会の設置や研修の義務付け

非常災害時の業務継続計画作成や研修実施の義務付け

などが新たに示されています。

※いずれも3年間の経過措置期間あり

 

さらにハラスメント対策についても

職員への周知啓発などの項目もあります。

 

介護事業所を運営していくうえでは

必ず研修実施の時間を作る必要があります。

 

できるだけ

効率よく、効果的に研修を実施していくためには

外部機関が提示してくれている資料などを

うまく活用していくことも大切ですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。