情報との接し方を考える
昨日紹介した本の内容の続きになります。
『新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実』
「新型コロナウイルスは空飛ぶHIVだ」「お湯を飲めば防げる」「アオサが効く」「アビガンをみんな携帯して飲めばいい」「2週間後には日本はニューヨークのようになる」「日本人にはすでに集団免疫がついている」「ポビドンヨードで感染を抑えられる」「国民全員にPCRを」「空気感染が感染経路の主体」
本当にいろんな言説が、どんどん出てきては忘れられていきつつ、一部は熱狂的な支持者が生まれて情報が残り続けています。また、混乱に乗じたビジネスがらみの事例も出続けています。「誰でも抗体検査」「自費のPCR検査」「空間除菌」
過剰な報道で煽られて、声なきまま不安を持ってしまって、心身のバランスを崩してしまった方もおそらく多いでしょうし、やらなくていい対策をやり続けて消耗している人だとか、買わなくていい「対策品」を買ってしまった人だとか、そういう人もたくさんいると思います。
コロナ対策については基本的に、妥当な情報はもう十分に出ていると言ってよいでしょう。対策として3密を避ける(換気等も含む)、マスク・距離をしっかり、手を洗う、といった基本的な対策が重要であり、これらが守れないところから感染が拡大していることが実際に多いのです。たんたんと基本的な予防行動をとっていくことこそ、必要十分な行動なのです。
書籍より一部抜粋
本の内容としては
感染症について、ワクチンについて、PCR検査について
それぞれ深掘りして学ぶことができます。
それ以外にも
読者に伝えたいこととして
「情報との接し方」について書かれています。
新型コロナ対策に関する情報だけでなく
日頃から耳にする健康情報や医療情報
その他のあらゆる情報について
本当に正しいかどうかの判断を
自分自身で考えることが大切だと伝えてくれています。
誰もが情報発信者となり
いつでも情報が調べられる環境だからこそ
情報をそのまま受け入れるのではなく
自分自身で確認し、判断できる力を持つことは
大切ですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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