ケアマネジャーは選べます

10月9日に開催された

「介護と仕事の両立推進シンポジウム」の中での話。

 

 

介護保険サービスを利用する際には

基本的には、「ケアマネジャー」という介護の専門職の方と

どのような介護サービスを利用するか

どのように仕事と介護を両立していくか

などを相談しながら検討する流れとなります。

 

しかし、担当となるケアマネジャーさんによっては

家族が仕事をすることに対して

否定的な意見を持っている方もいるようです。

ご家族が仕事を続ける意思があっても

「仕事をしながら介護なんてできませんよ」

と平気で言う人もいるようです。

 

今では

「仕事と介護の両立支援」や「介護離職ゼロ」

という政策もあるため

そのような発言をするケアマネジャーは少ないとのことですが

 

介護の相談自体は、個別に行われ

おおやけにはなりません。

いまだに、ケアマネジャー個人の意見により

仕事と介護の両立をあきらめてしまう人がいるかもしれません。

 

家族としては

介護の専門家であるケアマネジャーが言うのであれば

仕方ないと考えてしまう人もいるかと思います。

 

もし、そのような話があれば

「ケアマネジャーは選ぶことができる」ことを知っておいてください。

もちろん、変更することも可能です。

地域包括支援センターや自治体の介護保険窓口で相談いただければ

丁寧にアドバイスしてくれるかと思います。

 

 

また、担当のケアマネジャーが

病院で入院中にお世話になった

医療相談員や看護師さんなどから紹介される場合もよくあります。

その際に、

「紹介してもらったケアマネジャーだから断ったら申し訳ない」

とは思わなくて大丈夫です。

 

少しでも不安に思うこと、気になることがあれば

遠慮せず、他の人の意見も聞いてみてください。

また、こちらのサイトからでも介護の相談など受付けております。

お気軽にご相談ください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。