介護予防の指導者育成

超高齢化社会が進む中、新たな介護予防のモデル事業として、指導者の育成を目指しリハビリ体操を学ぶ講習会が14日、石川県かほく市で開かれました。
社会福祉法人の眉丈会では、県理学療法士会と共同で進める「介護予防体操普及事業」の一環として、かほく市のケアハウスで「シルバー・リハビリ体操」の指導者を養成するための講習会を開きました。

「超高齢化社会の指導者育成へ」介護予防のリハビリ体操の講習会(TBSニュース)

 

介護予防に関する取組みは

それぞれの地域ごとで

地域の実情に合わせて取組みが行われています。

介護予防の取組みを行ううえでの

課題のひとつとして

その担い手不足があげられます。

 

例えば

地域のひとつの拠点で運動教室を実施するとなると

距離が遠くて参加できない

という人も出てきてしまいます。

 

特に高齢になると

足腰も弱くなってきたり

疲れやすくなっているため

運動教室に行くまでが大変という人も多くいます。

 

距離が遠いということが

なかなかのハードルになってきます。

 

そのため

できるだけ多くの高齢者に参加してもらうためには

できるだけ多くの拠点で運動教室を開催する必要があり

多くの拠点で開催するとなると

その指導者の数も多く必要になってきます。

 

そして

多くの指導者を確保するために

それぞれの地域で

指導者の養成講座などが実施されています。

 

冒頭のニュースでは

社会福祉法人の職員が講習を受けているというニュースですが

 

介護にたずさわる人だけでなく

地域の人が手をあげることにより

介護予防の動きを広げることができます。

 

介護予防に関しては

専門的な資格もありますが

 

地域の運動教室などは

自治体や社会福祉法人などが行う養成講座を受講することで

その担い手として活躍できる場合もあります。

 

ぜひ地域の情報もチェックいただき

”我こそは”という人は

積極的に参加していただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。