社会的孤立という問題

社会的孤立という問題に向き合い

「ひとりにしない」という支援を継続する

抱樸(ほうぼく)というNPO法人があります。

NPO法人 ほうぼく-抱樸

 

抱樸の活動を紹介する動画です。

ものすごくいい動画です。

動画の中での印象的なお話。

 

ホームレスの方を支援し

実際にアパートに入っていただいた。

その後たずねた際には

お風呂に入って、ひげもそって、身ぎれいにして

台所を見れば、みそ汁まで作って生活している。

ただ帰り際、家の中でポツンとたたずむ姿は

ホームレスだったころの姿と何も変わらなく見えた。

 

社会的孤立という状態は解決されていない。

必要なことは家だけではなく

人とのつながり。

 

「この人には何が必要か?」

とともに

「この人には誰が必要か?」

 

高齢化が進み、核家族化が進み

一人暮らしの高齢者は増えています。

孤立した状態の高齢者が

増えているのかもしれません。

 

介護が必要になったとき

認知症になったとき

気付いてあげられる人が近くにいなければ

 

また、たとえ見守りつきの介護施設に入れたとしても

その中で孤立している人もいるのかもしれません。

 

必要なのは「ひとりにしない」という支援

社会的孤立という大きな問題について何ができるのか

考えていく必要があります。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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