認知症のお薬について

6月7日

アメリカで

米製薬会社バイオジェンと日本の製薬会社エーザイが共同開発した

アルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ」

が承認されました。

 

これはあくまで

アメリカでの承認であり

日本で承認されるかは

これから判断されるとのことです。

 

現状

日本で承認されている認知症薬は

アルツハイマー病に使う薬が4種類

レヴィー小体型認知症に使う薬が1種類

認可されています

 

ただし

現在使用されている認知症の薬については

認知症を治すための薬ではなく

認知症の進行を遅らせるための薬となります。

 

認知症の薬については

和歌山県立医科大学附属病院 認知症疾患医療センターのサイトで

大変分かりやすく解説してくれているので

ぜひ参考にしてみてください。

認知症のお薬について(和歌山県立医科大学附属病院 認知症疾患医療センター)

 

「薬は必ず飲まないといけませんか?またずっと飲まないといけないのですか?」
「インターネットなどで健康食品が認知症に効くような宣伝をしているものがありますが」
「計算ドリルや脳トレはやった方がいいのですか?」

などなど

認知症について気になる疑問についても

解説してくれています。

 

サイト内にも説明がありますが

認知症は治療よりも療養が大切な病気です。お薬はあくまで補助だと考え、生活環境やコミュニケーションを調整することが第一です。ご本人が困っていることを具体的にリストアップして、それぞれの問題点に対してサポートできることをご家族や介護スタッフと一緒に考えましょう。ご本人の負担を軽くし、不安を少なくするだけで気力やコミュニケーションの改善がみられることも多いのです。失敗はできるだけ指摘せず、さりげなくサポートしましょう。ご本人のプライドや価値観を尊重し、笑顔で接するだけで症状は良くなります

 

私自身も

認知症専門の介護施設で

多くの認知症の方と関わらせていただいた経験がありますが

 

本当に生活環境やコミュニケーションによって

その方の普段の表情や言動も

変化すると理解しています。

 

認知症でお困りの方

認知症が心配の方

和歌山県立医科大学附属病院 認知症疾患医療センター

のサイトでは

認知症について

薬以外のことも分かりやすく解説してくれています。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。