認知症の方への声かけ訓練

認知症の高齢者を地域全体で見守る体制作りを進めようと7日、雲仙市で、道に迷った高齢者に出会った時の声のかけ方などを学ぶ訓練が行われました。

雲仙 認知症の高齢者を地域全体で見守る 声かけ訓練(NHKニュース)

 

長崎県雲仙市では

市民などおよそ100人が参加して

認知症についてや

認知症を患っている人への声のかけ方について

訓練が行われたようです。

長崎県内では去年

65歳以上の高齢者が行方不明になったとして

警察に寄せられた届け出が

205件に上ったとのこと。

 

外を歩いていて

「あの人は認知症だ」と

誰もが判断できるわけではありませんが

 

その人の様子や表情

服装などから

もしかしたら認知症かもしれない

と判断することはできます。

 

認知症かもしれないと思ったときに

”声掛け”ができるかどうかで

行方不明や事故の可能性を

減らすことができます。

 

また

明らかに道に迷っている様子があれば

声をかけやすいかもしれませんが

 

認知症の方の中には

ただひたすらに

もくもくと歩き続ける

という場合もあります。

 

そういった人を見かけたときにも

優しく声をかけてみる

 

話をして明らかにおかしなところがあれば

警察に通報する

ということも必要になります。

 

 

今回のニュースのような

地域で行う認知症の方への声掛け訓練などが

事故を減らすことにつながります。

 

認知症の高齢者を地域全体で見守る体制作り

のためには

より多くの地域住民の参加も必要かと思います。

 

それぞれの地域で

雲仙市のような学びの機会が増えてくると

良さそうですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。