”認知症ケアスタッフ”という求人

介護現場スタッフの求人というと

”介護職員”

という職種の募集が一般的ですが

来年度から

介護の資格を持っていない職員に対して

『認知症介護基礎研修』の受講が義務付けられることから

認知症ケアスタッフ
※無資格者への研修制度あり・未経験者歓迎・介護技術不問

というような職種で

求人広告を検討することもできそうです。

”介護職員”という職種については

未経験者にとってはハードルが高く感じられてしまうため

”介護補助”

だったり

”見守りスタッフ”

という名称で

気軽に応募してもらえるよう

工夫しているところもありますが

来年度からは

認知症の研修が義務付けられることにあわせて

介護未経験者でも

事前に研修を受講できること

特別な介護技術がなくてもできること

などを伝えて

新たな職種としての

求人掲載を検討できるかもしれません。

特に

認知症対応型の事業所や

認知症専門フロアなど設けている施設などは

求人内容を工夫できそうです。

将来的に

介護人材の確保が課題とされる中では

できるだけ

新たに介護分野で働いてくれる人を

増やしていく必要があります。

介護の仕事に興味はあるけど

なかなか踏み出せない

という人に対しても

一歩踏み出してみよう

と思わせるような広告内容を

検討していきたいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。