じーばーイーツ

ボランティア団体のスタッフがテークアウトした弁当を高齢者宅に届け、一緒に食事もするサービス「じーばーイーツ」が豊田市で行われている。運営する団体の代表で介護福祉士の村瀬麻衣さん(43)は「楽しく食事することで孤立感をなくしてほしい」と話す。一人暮らしの高齢者に「おいしい」と「楽しい」の両方を味わってもらうのが狙いだ。

おいしい楽しいを味わって 愛知・豊田で高齢者に弁当宅配、会食サービス(中日新聞)

 

高齢者への宅配弁当サービスは

全国的に普及し

多くの地域で利用できるようになっています。

 

高齢世帯や高齢者の一人暮らしとなると

体力や筋力の低下とともに

料理をするのも大変になってきたり

買い物をするのも大変になってきたりと

宅配弁当に頼る方も多くいます。

 

ただし

高齢者にとって

宅配弁当は便利で有難いものかもしれませんが

ひとりでお弁当を食べる姿を想像すると

少し寂しいイメージも浮かんできます。

 

 

そんな中

「じーばーイーツ」という

名前からして楽しそうなサービス。

 

豊田市のデイサービス施設で働くスタッフが

福祉関係の仲間や学生に呼び掛けて

宅配弁当を二人一組で自宅に届けて

一緒に食事を楽しむサービスを実施しているとのこと。

 

高齢者の孤立化という

社会課題への対策としても

有効な手段になるかと思います。

 

また

こういったサービスをきっかけにして

サービスを利用している方同士のつながりが作れたり

利用者同士が集まる食事会や

再び調理をする機会なども作れれば

自立支援や介護予防の取り組みにも

つなげることができそうです。

 

ぜひ「じーばーイーツ」のようなサービスは

自治体で支援したり

制度として報酬体系化してもらえると

全国的にも広がりが期待できそうです。

 

今はまだ

ボランティアサービスのようですが

今後の高齢者ビジネスのひとつとして普及していくと

面白そうですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。