すごい90歳!!~認知症予防~

昨日のブログでも紹介させていただいた

奥村正子さん90歳。

73歳でベンチプレスを始め

世界大会で5つの金メダルを手にした現役選手です。

 

その奥村さんの著書のなかで

こんなことが書かれています。

 

トレーナーさんに話を聞くと、筋肉と脳は神経でつながっているそうです。

筋肉に「動け!」という指令を出しているのは、脳です。

さらに情報の伝達は、脳から筋肉への一方通行ではないのだとか。

筋肉の方からも、情報は脳に伝わっています。

だから、筋肉を動かしていると脳を刺激できるんですね。

寝たきりだと、筋肉はあっという間に衰えます。

寝たきりで筋肉が減ると、脳に伝わる情報がそれだけ減ります。

それが認知症につながってしまうのでしょう。

 

奥村さんはベンチプレスはボケ防止の一環でもあると言っています。

さらに、72歳から始めたジム通いでは

同じジムに通う人たちと年齢も性別も関係なく

誰とでも挨拶するし、若い人たちとも話をするとのことです。

 

そして、奥村さんには海外生活が長い息子さんがいます。

その息子さんが週に1,2回程度

様子うかがいの電話をかけてくれるそうです。

しかもその会話は英語で交わされるとのことです。

それもまた、認知症予防になっているようです。

 

 

やはり、介護予防や認知症予防のためには

家族や周囲の人との関わりの大切さを感じます。

自分の両親が高齢で心配なことがあれば

親にうるさいと言われるくらい

頻繁に連絡をとってみても良いのかもしれません。

 

 

さらに、奥村さんの話には

ジム通いでの運動の話、息子さんの話以外にも

普段の生活で、できるだけ多く会話するようにしていること

手紙を書いたりワープロを使ったりと脳を活性化させていること

など書かれています。

 

気になった方はぜひ書籍を読んでみていただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。